熱帯魚水槽では、ろ材にバクテリアに住んでもらい、
水をろ過してフンや尿の毒物を
無害な物に分解してもらう必要があります。
バクテリアは酸素がある所のろ材で生息する好気性バクテリア、
水槽の砂利の中の酸素のない所で生息する嫌気性バクテリアがいます。
好気性バクテリアはフンと尿を
アンモニア→亜硝酸→硝酸と害が弱いものに分解します。
嫌気性バクテリアは硝酸を窒素ガスに分解変換します。
しかし、基本的に嫌気性バクテリアは窒素ガスに分解変換する程
水槽内で増殖できないので定期的にそのエサを水槽に添加する必要があります。
バクテリアでおすすめなのがバイコムのバクテリアです。
スターターキットをご購入ください。
青い容器が好気性バクテリア、
ピンク容器が嫌気性バクテリアが休眠状態で入っていて
水槽内に添加されると増殖します。
好気性バクテリアはろ材に、
嫌気性バクテリアは底砂砂利にかけて下さい。
バクテリアはそろいましたが、
後、嫌気性バクテリアのエサがありません。
それにはテトラのナイトレイトマイナスをおすすめします。
これには嫌気性バクテリアのエサが入っています。
定期的に底砂にかけて下さい。
これで小型の魚やエビの水槽でしたら
足し水だけで水換えする必要はなくなりますし、
10センチ以上の魚を買っている方は
1週間に1回、3分の1の水変えが、
2週間に1回、3分の1の水換えくらいになります。